項目別の見方
数値の意味が分かると、どの生活習慣に手をつければよいかが決まります。
肝機能
AST・ALT・γ-GTPなどが使われます。飲酒だけでなく、脂肪肝(体重・食事)でも上がります。
飲酒量が多くないのに数値が高い場合、脂肪肝が背景にあることがあります。この場合、体重を落とすほうが効きます。
脂質
LDL・HDL・中性脂肪。中性脂肪は直前の食事や飲酒の影響を受けやすく、LDLは比較的ゆっくり動きます。
脂質の指摘は、血圧・血糖と重なることが多く、動脈硬化のリスクとしてまとめて評価されます。単独で見るより、他の項目と併せて医師に確認するのが適切です。
血糖
空腹時血糖はその時点を、HbA1cは過去1〜2か月の平均を反映するとされます。だから直前だけ節制しても、HbA1cは変わりません。
指摘があった場合、自覚症状がなくても受診の優先度は高い領域です。進行してからでは戻せない合併症があります。
→ 診断後の食事管理
尿酸
高い状態が続くと関節の症状(痛風)や腎臓への影響が指摘されます。飲酒(特にビール)、果糖の多い飲料、脱水が関係します。
水分を十分に取ることが基本になりますが、心臓や腎臓の状態によって適切な水分量は異なります。指示がある場合はそれに従ってください。
腎機能
eGFR、クレアチニン、尿たんぱく。自覚症状がほとんど出ないまま進むのが特徴で、健診で見つかることが多い領域です。
指摘があった場合、塩分・たんぱく質の管理が指示されることがあります。ただし内容は病期によって変わり、自己判断での制限はかえって不利益になります。必ず指示に従ってください。
→ 制限食の選び方
指摘された項目に合わせて、食事を設計する
塩分やたんぱく質の管理は、計算の工程を外に出すと続けやすくなります。医療専門チーム監修の宅配食です。
- 管理栄養士監修の製品があります
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 食事療法は主治医の指示に従ってください